2008年12月24日水曜日

テロリズムと大学生の大麻流行

大学生の大麻所持が気になります。世界の麻薬の9割はアフガニスタン製だと言われています。それと最近の大学生が大麻所持への抵抗感の低さとは関係があると思っています。日本は、かの国のテロリスト支援として、送金の役割を果たしてしまっているのではないかと疑問視できます。
つまり、大学生などの若者に気軽に大麻を吸わせて麻薬売買に向かっている現状があるのではないでしょうか。テロリストは麻薬で得た日本マネーで、フィリピンでは火器や弾薬といった武器を、バングラデシュなどでは兵隊となる人を買うという構図には、信憑性がないでしょうか。さらには、生物化学兵器も資金さえあれば現実味がおびてきます。そして自爆テロリストは、マインドコントロールでつくれます。

2008年11月14日金曜日

親しい人でも電話の声だけでは聞き分けられない!

たいへん多くの人が、電話でも声で親しい知人なら聞き分けられると信じておられるようだ。
NHK「おはよう日本」で放送されましたが、そういう実験を比治山大学の古谷嘉一郎先生に協力してもらって、実施しました。その結果、13名中8名もが、なりすましの声を友人だと思ってしまったことを示しました。

2008年11月8日土曜日

紀元会の裁判

「紀元会」の集団リンチ事件、第一審判決では、代表格の幹部に14年の禁固刑がでたとか。なんでも検察側は、マインドコントロールをしたとの主張をしたとか。つまり、その論を用いて、直接手は下してなくても責任は重いという主張だと思う。これは十分にありえるので、そうした精査をしてほしいものだと思う。こういう宗教的集団の事件は、繰り返し起こっているわけで、通常の集団暴行と同様にとろえあてよいだろうか。刑罰による裁きだけではなく、専門的な調査をするなどして事件の解明にこそもっとしっかりとやってもらいたいと思う。

コメントについて

コメントありがとうございます。
ヒトラーのマインドコントロールの件、どうでしょう。
歴史的なデータ分析になるので・・・

2008年10月16日木曜日

このところ振り込め詐欺の放送が多いです!

すでにいくつかテレビ放送でて解説させていただきましたが、今後も続きますので、犯人以外は見てください。
・17日夕  テレビ東京「FINE」
・18日朝  NHK総合「週間ニュース」
・22日夜  NHK教育「視点・論点」

2008年9月30日火曜日

振り込め詐欺の対策に別視点

振り込め詐欺被害の対策で、気づかないといけないことは、精神論ではだめだということ。つまり「注意して、しっかりしていれば騙されないはず」とかという信念を改めないとならないと思う。人はどんなに注意しようとしていても、あるとき防備が弱くなる時もあるだろう。そういうときのフェイル・セイフを考えてほしい。国や地方の行政は、システム的な問題を検討すべきだということではないでしょうか。たとえば、…
・ 詐欺罪の罰則を強化する
・ 口座の売買や貸し借りをもっと厳しく規制する方法を考える。
・ 電話機などに声紋認識機能をつけるなどの開発をする。
・ 家族などの身内の金銭援助で、問題をこっそりと解決させることのが可能な文化を変える。

2008年9月9日火曜日

振り込め詐欺と大阪のおばちゃん

大阪の振り込め詐欺被害が少ないというデータがあるそうです。しかし。簡単に大阪の人が振り込め詐欺に強いとかいうのは危険な思い込みかもしれません。そもそも犯人が引っ掛かりにくそうなイメージのせいとかで、大阪に仕掛けられる絶対数がどうなのかはまったくの謎です。ただ、「大阪のおばちゃん」というイメージ(ステレオタイプ)と一致するような、思った疑問はズバッと問いただすことは、有効だと思いますけど。

振り込め詐欺抑止のATMのシール

ATMマシーンやその周辺には振り込め詐欺の注意喚起のシールやらポスターがベタベタ張られている。なんとか抑止したい気持ちはひしひしと伝わってくるが、貼りすぎていて、あれでは無視されよう。被害者は、ATMマシーンの前まできているときには、ほとんどが、電話の主が詐欺師のなりすましである可能性はもはや疑っていない。だから、枚数を減らしてもっとメッセージに工夫するといいだろう。とにかく、「入金は間に合うのだ、リラックスしよう」と気持の変化を起こさせる仕掛けが必要だ。

2008年7月16日水曜日

犯行予告いたずら事件について

 ローカルTVの取材申し込みを受けて、調べてみましたら、犯行予告をインターネットに書き込む事件が続いているのですね。ニュース報道を分析する限り、書き込み心理は以下の2つではないかと思います。1)有能感を持ちたい、2)共感されたい。前者は、大騒ぎするのが見たい。自分が影響力を行使できていることが愉快なのでしょう。人生が思うようにならないといういわゆるフラストレーション状態が攻撃性を誘発されるのでしょうが、実際の暴力的犯罪はさすがにまずいと思う人にとって、せめて「自分だって、何かできる!無力じゃない!」と実感したいのではないかと思います。後者は、そんなやるせなさと攻撃的な感情を、誰かに認めてもらいたい、他者の共感によって癒されたいと感じているのではないでしょうか。
 これらの心理に拍車をかけるのが、実際の攻撃ではないし、書いたぐらいでは大したことないので逮捕されないだろうと考えてしまう。匿名だし、ばれやしないという心理も攻撃性を高めます。有能感を示したいという気持ちが、与える悪影響の大きさには懸念をなくさせているのでしょう。
 対策としては、根本的には、教育かなと思います。影響を被る他者への共感性、ストレス耐性、ストレスの対処方法についてとかです。もう一つの対策は、インターネット事業者に対してです。彼らは、もっと良識をもつべきかと思います。言論の自由だからと個人の責任に任せるのは、責任転嫁ではないでしょうか。表現の自由は、他人の生活に脅威を与えてもいい自由ではないはずです。もはやインターネットは、テレビやラジオ放送局と同じような制限を負うべき時代だと思われます。つまり、放送局が放送法によって、内容に責任を負うように、インターネット事業者にも責任を課し、みずからも良識をもって運営すべきではないでしょうか。少なくとも、匿名の下に他者を誹謗中傷したり、犯行予告や声明を行う場所として提供するような業者には、制裁を加えてもよいのではないでしょうか。

2008年7月11日金曜日

しずおか防犯カレッジ

 ということで、「振り込め詐欺の心理と対策」の講演をしてまいりました。寸劇してくださるボランティアの方の協力がありまして、一味違った講演会になりました。
 これは、9月20日に三島市文化会館、11月8日浜松市アクトシティでも一般公開で講演させていただく予定です。

2008年7月10日木曜日

SBS 4時ら!

本日、静岡新聞のテレビ欄で番組宣伝の写真が出ていました。
放送は今日です。振り込め詐欺の再現もあるそうです。

2008年7月9日水曜日

詐欺や悪徳商法に騙される消費者の心理

ということで、今日は、埼玉県和光市にある司法研修所に出向き、全国から集まった裁判官さまに講演してきました。
裁判官というと、黒い服着て、黙っている所しか見たことない人だけれど、なんと3回以上は笑っくてれましたし、話もしてくれました。当たり前ですけど普通なんです。でも意外な気がしてしまいますね。

2008年7月5日土曜日

振り込め詐欺(2)

7月10日午後、SBSテレビ「4時ら」で、振り子詐欺問題を扱う予定だそうです。
私もインタビューを受けました。
7月11日は、「しずおか防災カレッジ」で私の「振り込め詐欺の心理と対策」講演(午後2時40分から、静岡市のペガサート)が公開で行われる予定です。

詳しくは、県庁 県民部 くらし交通安全室
.054-221-3714 fax.221-5516

よかったらどうぞ。

2008年6月29日日曜日

国際カルト学会(ICSA)に参加中

フィラデルフィアにて行われている国際カルト学会に参加中です。
この学会、こじんまりとしているのですが、今年は少し参加者が少ない感じでした。私は、スペイン、アメリカ、日本の3カ国における健康的な集団活動の意識の違いを発表しました。

2008年6月18日水曜日

振り込め詐欺(1)

昨日6月17日、NHK「YouDokiNetwork」という生放送でありました。振り込め詐欺がまた巧妙化している。本当にため息がでる話だ。どんなコメントがいいのか難しく、テレビで伝える難しさを感じています。
とにかく、対策としては、「自分だけは大丈夫」などと決して過信せず、被害が続いている現実を受け止めて、もっとこの問題の対策に時間をさいてもらって、知識の質を高めることが大切だと思います。

さて、詐欺心理の講演では、次回は裁判官という珍しいお相手に話します。そのあとは、8月には、県主催の静岡、消費者ネットワーク主催の京都です。